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現在41歳(1つ歳をとりました)    chikoの不妊治療記録。       夢クリニックで体外受精に挑戦。   <2009年1月に卒業しました>


by chiko2008
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鈍感力

2008年3月12日(水) <D17日目> カルテ上ではD19日目

相変わらず、マーベロンを飲む毎日です。
今のところ、1日2回(朝・夕)飲んでます。

次の周期の採卵に向けて、コンディションを整えているんですが・・・

うまくいくのかな?
 ↑よ、弱気・・・


昨日は予定通り、確定申告(医療費控除)に行ってきました。
昨年支払った医療費は100万円を越えていましたが、
もちろん、そのほとんど・・・というか 9割9分は不妊治療費 です。

『3ケタ万円』の医療費は、治療を経験された方、
中でも体外受精を経験された方には、
「それくらいお金がかかるよネ」という金額ですが、
この大金(←昔は100万円って大金の代名詞だった・・・)
不妊治療を知らない人には、ビックリ!な金額です。

以前、妹に不妊治療の話をしたとき、この治療費絡みで、
ちょっとしたココロのすれ違いがありました。

私は兄妹がいるのですが、去年、妹には不妊治療のことを話しました。
妹は25歳のときに結婚して、そもそも“できちゃった結婚”なので、女の子が1人います。

その子も今年は中学受験・・・
産まれたときは、私もまだ20代だったのに。
おそろしや、月日の流れ。

・・・それはいいんですが、

妹に話したとき、きっと妹は不妊治療のことを何も知らないだろうから、
私はその難しさや苦しみについて切々と語りました。
身体がきついことも、精神的にきついことも、そして・・・お金がかかることも。

話終えると、妹がポツリと言いました。
「でも、お金があって治療できるだけまだいいよ・・・」

あれ?そういう反応?
妹に「あんたは子供がいるだけいいよねー」とか言った覚えはないんだけどな・・・?

確かに、妹の言うように、治療を受けるお金を捻出できるのは幸せなことです。
でも、姉妹からの言葉としては物足りないような・・・へんな気分。

結局子供のいる人には治療のつらさは分からないんだな・・・と思い、
反論せずに話を終えましたが、
後で妹の悩み・・・妹夫婦の経営する料理屋があまりうまくいってなくて、
店を閉じようかという話になっていることを知りました。

「がんばってきたんだけど、難しそう。
 でも、借金してまで続けていく気は無いから」

と妹。

あ、だから「お金」だったんだ。

私ってば・・・
不妊治療って、こんなにお金もかかって、ほんっと大変なんだから・・・なんて、
具体的な治療費までペラペラしゃべってました。

そういう話、お金に困って店を閉じようかと悩んでいた妹は、
どういう思いで聞いていたのでしょう?
あのとき何も反論しなくてよかった・・・と思いました。

きっと、不妊を告白するのに舞い上がった私が、
不妊治療を“世界の不幸の中心”のように語ってしまったのでしょう。
「お金があるだけいいよ」とは、
そのことへの、妹なりの、なにか反抗みたいな言葉だったのでしょうか。

世の中は、不妊の悩みや価値観でまわっているわけではありません。
でも、不妊治療だって世の中の一部です。
苦しみを分かってほしいときもある。
そんな矛盾を乗り越えていくために
「鈍感力」って必要だナと思いました。

そして・・・妹と私、小さい頃は同じ部屋で寝起きしていた私たちも、
別々の場所で、全く違った人生の悩みを抱えるようになったんだな・・・

フム・・・年取った

って思っちゃいました。(笑)

妹夫婦の料理屋はいったん店を閉じましたが、
規模を縮小して、また計画し直すようです。

前向きな気持ちに、ホッとしました。


このことを教訓に、
まずは鈍感力、鈍感力・・・
ときどき、自分に言い聞かせています。
by chiko2008 | 2008-03-12 11:31 | ④通常治療周期 (1)